目次
- 親の考え方は子供に影響する。
- 未来のビジョンを持って教育すべき
1.親の考え方は子供に影響する。
私は、子供がある程度の年齢になったら、子供には、
「親の言っていることがおかしいと思ったら、親の言うことは聞くな。」
と言うつもりです。
もちろん、人に危害を加えたり、法律に違反するようなことは別です。
親の考え方は重要です。
親が貧乏だと子供も貧乏になりやすいのは、親の考え方が子供に影響してしまうためです。
貧乏なのは、貧乏な行動を取っているからなのです。
貧乏な行動を取っているのは、貧乏な考え方をしているからなのです。
そのため、そもそもの考え方を変えない限り、行動は変わらず、結果も変わらないのです。
しかし、人は大人になってしまうと、これまで生きてきた人生経験から価値観が凝り固まってしまって、新しい価値観・技術を受け入れにくくなり、今までと同じ価値観で、同じ考え方で生きていってしまうのです。
そのような親が子供を育てると、これからの時代を生きる子供はどうなると思いますか?
子供も同じような価値観となり、親と同じような人生を歩むことになるでしょう。
これまでは、そのような親の考え方でもやってこれた時代だったかもしれませんが、少子高齢化社会が進むこれからの時代は、親の人生よりも悪い状況になります。
2.親は未来のビジョンを持って教育すべき
親は、次の時代に求められるような子供にするように教育すべきです。
例えば、今までは、「勉強ができる」とか「学歴が大事」とか「一流企業に勤めて、定年まで勤め上げる」ということが素晴らしいと考えられる時代でした。
私は、それらを否定するつもりはありませんが、その重要度は今とは変わってくると考えています。
そのため、親は、次の時代に求められることは何か、未来はどうなっていくかを考えて子供の教育をすべきです。
次の時代に求められていることは何かを知るためには、今の価値観や、今の時代に常識と考えられていることを疑わないといけません。
これについても、今までは、仕事で出世して、高い役職に就き、多額の給与をもらえることが価値があると考えられてきました。
しかし、今の若い人からは、「会社に勤めて出世しても責任が増え、時間が無くなり趣味の時間が無くなるからずっと平社員でいい。」とか「お金をたくさん稼ぐことよりも、多くのファンがいる方がすごい。」という話を多く聞きます。
つまり、価値観が「お金を稼ぐこと」よりも「好きなことに時間を費やす」とか「評価されること」に価値が変わって来ているのです。
「お金」や「物」の満足から、「心」の満足が重要視されるようになってきています。
こういったことは、既存の価値観に侵されていない自由な発想ができる子供から学べるのではないでしょうか。
そのため、親はこういった情報にアンテナを張って情報収集して、子供の教育を考えるべきです。
コメント