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「それ、教育虐待かも!?」簡易診断と相談窓口

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ヒデ
ヒデ

子供にはどういうふうに

なってもらいたいかな。

ひ-くん
ひ-くん

僕は電車の運転手に

なりたいな。

子供に言ったり、したりすることで

次のうちいくつの項目が

当てはまりますか?

  • 注意するときに「あなたのためよ。」と言う。
  • 「○○君はこんなことまでできるみたいよ。」と言う。
  • 「○○君とは遊ばないようにね。」と友達を選ぶ。
  • 日記、年賀状、手紙などを見る。
  • 進学校に入学させるために勉強をさせたい。
  • 医者、弁護士などの仕事に就くか、一流企業に就職することが成功だと考える。

このうち1つでも当てはまったら

教育虐待の傾向が見受けられます。

  

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「あなたのため」は誰のため?

子供が親のいうことを聞かなくて、

「あなたのために」

と言って、いうことを

聞かせようとすることがあります。

 

子供の成長のために、

本当に直してもらいたくて

そのように注意することもありますが、

中には子供を自分の所有物と考えて

自分の思うとおりに行動させようとして、

「あなたのために」

と言う場合もあります。

 

この場合の

「あなたのために」

という言葉は子供のためにも

なっていなければ、

親のためにもなりません。

 

教育虐待で子供に仕返しされる

「教育虐待」という言葉を

知ってますか。

 

これは子供の気持ちに反して

習い事を強制的にやらせたり、

親が子供の進路を決めて

それに従わせるといった

行き過ぎた「しつけ」や「教育」です。

 

子供の交友関係を制限したりと

子供の行動に逐一目を光らせて、

度の過ぎた干渉行為も教育虐待です。

 

この教育虐待のやっかいなところは、

親が、

「自分は正しいことをしている。」

と思い込んでいるところです。

 

愛情がないわけではないので、

食事など生活に関する世話を

しないという訳ではないのですが、

教育については干渉が過ぎるのです。

 

教育虐待が続くと、

子供は自分の気持ちに正直に

生きられずストレスを抱え、

親が考える方向とは別な方向で

仕返しをされます。

 

具体的には、

  • 非行
  • 不登校
  • 引きこもり
  • うつ病
  • 摂食障害
  • 自殺未遂
  • 家庭内暴力
  • アルコール依存症

といったことです。

 

中には子供が自殺をしてしまったり、

親を殺害してしまうケースもあります。

 

これらは教育虐待から

免れるための発現です。

 

子供を通じて親の人生を生きる

教育虐待をしている親は、

  • 自分の人生で成し遂げたことで成功と思っていることを子供に押しつける
  • 自分の人生で成し遂げられなかったことを子供を通じて実現しようとする

といったことをします。

 

例えば、子供に

  • 有名な学校に通わせる
  • 一流企業に勤めさせる
  • 弁護士や医者など難関資格を取得させる

といったことを強要するのです。

 

こういうことを既に成し遂げている親は、

「自分ができたんだから子供もできるはず」

「自分と同じようになることが幸せなこと」

と考えます。

 

親が成し遂げることができなかった場合は

「自分の代わりに子供に実現してほしい」

と考えます。

 

いずれも親の自分の気持ちを一番に考え、

子供の気持ちは考えていません。

 

しかし、子供と親は別の人間です。

親ができたことでも

子供ができるとは限りません。

 

親の考える成功は、子供の時代の

成功ではなくなっているかもしれません。

 

教育虐待する親の言うことを聞いて、

いい学校やいい仕事に就いたとしても、

子供が自分で決めた人生を生きて

いるわけではないので

幸せとは限りません。

 

学生時代、優等生だった人の現在

私が中学生の頃、父親からいつも

「勉強は学年で3番以内に入ること」

を命じられていた同級生がいました。

 

実際に成績はいつも優秀でした。

 

同じ高校に進学しましたが、

高校でもやはり優等生でした。

 

高校卒業後はどうなったか分かりませんが、

大人になってから出会ったときには、

パニック障害に罹患していました。

 

父親の支配が原因かは分かりませんが、

学生時代では考えられないような

人生を歩んでいました。

 

ほかにも同様に教育熱心な親の元で

育った同級生がいますが、

やはり在学時はとても優秀でした。

 

しかし、大学に入って親元を離れてから

新興宗教に入信してしまい、

洗脳されてしまったようです。

 

本当は親の行き過ぎた教育から

逃れたかったのに

それを親に言い出すことができず

我慢して過ごしてきたため

別な形でそのツケが

回ってきたのではないでしょうか。

 

子供の人生は子供に決めさせよう

子供は親とは違う別の人間です。

子供には子供が望んだ人生を

歩ませるのが一番の幸せです。

 

自分で選択した人生なら失敗しても

反省はあっても後悔はないはずです。

 

親に選んでもらった人生だと、

失敗したときに、親に

「自分の人生を返してほしい。」

と恨むようになります。

 

親は子供が明らかに悪い方向に

いくことは止めないといけませんが、

子供の人生の隅々まで選択しては

なりません。

 

ロックミュージシャンの忌野清志郎の

母親もギターばかりしている息子を

心配して新聞の身上相談に投稿して

いましたが、もしギターを制限していたら

あのような成功はなかったでしょう。

 

親から逃げるための相談窓口と教育虐待の簡易診断

教育虐待をしている親は

自分のしていることが正しいと

思い込んでいるので、

自分のやっていることが

教育虐待と気がつきにくいです。

 

第三者が指摘してもいうことを

聞かない場合も多いそうです。

 

子供は教育虐待から逃げるため、

ということをしてほしいです。

 

親も自分のしていることが

教育虐待になっていないかなと

考えるために、

  • 自分がされて嫌なことは子供にもしない
  • 子供は自分とは別の人間であり、親の所有物ではない
  • 子供には子供の人生を歩んでもらうことが幸せなこと

といったことを肝に

銘じないといけません。

 

そのほかにも

おおたとしまささんの著書

追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉

という本には、親として

教育虐待をしないための心得として

子供には、生きていてくれるだけでありがたいと思う。

といった心得12項目が書いてあります。

 

親になるための教育書とも言える本で

オススメの一冊です。

 

まとめ

度を超えた「教育」や「しつけ」は

子供の人生を大きく狂わせてしまいます。

 

子供のためと思ってしていることは、

実は親が実現したいことです。

 

度が過ぎるとそれも実現できず、

誰も幸せになりません。

 

親は自分のしていることが、

教育虐待となっていないかを

気がつくために

  • 自分がされて嫌なことは子供にもしない
  • 子供は自分とは別の人間であり、親の所有物ではない
  • 子供には子供の人生を歩んでもらうことが幸せなこと

という考えを持たないといけません。

 

親は親になるための教育を

受けているわけではないので、

自分の親のしたことを参考にしますが、

それが正しいとは限らないので、

以上のような考えを持つような

機会が無いといけないですね。

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