「学校での勉強って必要?」と思ったことはありませんか?
私は、今の学校教育は、
- 教科書に書いてあることをなぞるだけの授業
- 受験目的のための勉強
- 会社員として雇用されることを前提とした教育
と捉えているので、これからの時代おいては、
「これまでと同じような学校はいらない。」
と考えています。
ただ、注意してほしいのが、
学校はいらないけど、勉強すること自体は必要です。
勉強はいらないという訳ではありません。
本に書いてあることをなぞるだけの勉強
「当たり前のように、先生が教壇に立ち、」
「教科書に書いてあることをそのまま読み上げて、」
「重要だということを黒板に書く。」
「生徒は黒板に書いたことを、そのまま自分のノートに書き写し、ただ覚える。」
こういうことは、よくある授業の光景ですよね。
私は、そんな当たり前の光景に、
「自分で本を読めばいいんだから、先生がいなくてもいいんじゃない?」
「分からなかったところだけ、先生に聞けばいいんじゃない?」
「重要と言って黒板に書くけど、なんで重要なんだろう?」
「忘れたらテキストを読み直せばいいんだから、覚える必要ってあるのかな?」
「今勉強していることって、将来どういうふうに役に立つのかな?」
などと感じていました。
特に興味のない科目については。。
強制的に勉強させないと勉強しない人の意見
こういうことを言うと、
「何も言わなくても、勝手に勉強する人はいいけど、
ほとんどの人は強制的に勉強させる環境にしないと
勉強しないんじゃない?だから、学校は必要だよ。」
と返ってきます。
確かに強制的に勉強をする環境におかなければ、
勉強しない人がいるのはその通りです。
ただ、強制的に勉強したところで、
何が身につくのでしょうか。
勉強したことは活かされている?
そんな違和感がありながらも、流れには逆らいませんでした。
それが当たり前といった空気感だったのと、
将来の目標がなかったので、何が役に立つかは分からないから、
いろいろ勉強して知っておいた方がいいと思ったからです。
しかし、今、大人になって、その勉強したことを
覚えているかというとほとんど覚えていません。
なぜなら、活用していないからです。
周りの人でも、
「社会に出たら、学校で勉強したことはほとんど役に立たない。」
「勉強なんて、良い学校に入るためだけの目的でしょ。」
と言う人も少なくありません。
実際、社会人になってこれまで勉強してきたことを
そのまま仕事の中で使うことは少なく、
仕事で必要なことは、改めて学ばないといけません。
つまり、学校で勉強したことはあまり活用されていないのです。
最終目標を決めよう
ほとんどの人は、半ば強制的に勉強していて、
その目的は、
- いい学校に入るため
- いい会社に入るため
- 何が役に立つか分からないから
といったものです。
いい学校や会社に入るためには、受験があるので
勉強することは必要ですが、
いい学校や学校に入ってから何をしたいのか、
どうなりたいのかという具体的な目標がありません。
高校の普通科なんか、こういう人ばかりです。
こういう人は、いい学校やいい会社に入った後に目標を見失います。
たいしてやりたくない勉強や仕事を続けることになってしまって
「これは自分がやりたかったことなのだろうか。」
と疑問を持ったりします。
なので、学生のうちから、
- 自分がやりたいこと、就きたい仕事といった目標を徹底的に考える。
- 目標が見つからないなら、いろんなことを経験して、興味のある分野を探す。
- 目標を決めたら、その目標達成のために必要な勉強をする。
という逆算をすることが必要です。
目標が見つからない人の特徴
目標がない人は、子供の頃に、
「やりたいことがあったけど、親や先生に制限された。」
「さまざまなことを経験させてもらえず、きっかけを得られなかった。」
という環境の人が多いです。
こうやって、親や先生など社会の影響によって、
子供は、既製品に育っていくのです。
親や先生は、それが正しいと思い込んでいるので、
自分の考え方を改めません。
今までの時代は、それで良かったかもしれませんが、
これからの社会でも同じく通用するかは分かりません。
まとめ
これからの時代においては、子供に幸せに生きてほしいなら、
「子供が夢中になってやりたいと思うことを徹底的に応援する。」
という姿勢で臨まないといけません。
そして、子供には、
- 自分がやりたいこと、就きたい仕事といった目標を徹底的に考える。
- 目標が見つからないなら、いろんなことを経験して、興味のある分野を探す。
- 目標を決めたら、その目標達成のために必要な勉強をする。
といったことをさせていきましょう。
コメント