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自然豊かな島育ちの筆者が語る!子育てのために地方移住はアリ?ナシ?

才能を活かす子育て方法
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リモートワークで関心が集まる地方移住

2020年5月、コロナウイルス感染予防のため、

人との接触が多い電車通勤を控え、

テレワーク、リモートワークを

始める企業が増えました。

 

そうしたところ、

「リモートワークができるなら、

感染リスクが少ない地方に住みたい。」

と考える人が増えてきました。

 

実際、東京圏の半数近くの人が、

地方移住に関心を持ったようです。

 

リモートワークができる大人にとっては、

地方移住はいいかもしれませんが、

それに伴って実生活の環境が変わる

子供にとってはどうでしょうか。

 

この記事では、

子育ては都会と地方では

どちらが有利なのかについて

ついて取り上げていきます。

 

教育環境の整った都会

東京には偏差値の高い

大学がたくさんあります。

 

そういう大学への入学を目指すための

有名校や予備校もたくさんあります。

 

そのため、周りの友達も有名校を

目指そうとする人が多いという

環境に身を置くので影響を受けて、

同じように有名校を目指そうとします。

 

子供に限らず、人は周りの環境に

大きく影響を受けるので、

教育環境はとても良いです。

 

実際、2019年の東大合格者のうち約6割は

関東圏出身とのことです。

 

習い事や幼稚園なども

充実していますよね。

 

また学校のことだけでなく、

移動のしやすさ、催し物の多さ、

動物園や水族館など親子で楽しめる

行楽地もたくさんあります。

 

これだけ選択肢が多くあるので、

いろいろなことに触れられる機会があるので

多様性も身につきやすいです。

 

ここまで整っているともう既に

都会での子育ての方が

良さそうに感じてしまいますね。

 

地方での育児は自然と人間関係がポイント

私は生まれてから高校卒業するまで、

とある県の小さな島に住んでいました。

 

良くも悪くも、

とにかく人間関係が濃密でした。

 

基本的に島内の人どおしで結婚するので

高確率で共通の知り合いができます。

 

閉鎖的で新しい文化が入ってきにくく、

これまでの秩序を守ろうという

風土が強いので、周りと違ったことを

していると変わった目で見られます。

 

島に住んでいた当時は

当たり前に感じていて、

気にも止めていませんでしたが、

自然が多く、空気は綺麗で、

食べ物が新鮮でとても美味しいです。

 

子供の成長にとって、

良い食事って重要ですよね。

 

動物園とか水族館とか

行楽施設はないので、

遊び方の決まっていない自然で

遊ぶしかないのです。

 

私は、海で泳いだり、

虫を捕まえたりしていました。

 

木とか葉っぱとかにも興味を持って、

なぜ大きさが違うのかとか

考えたり調べたりしていました。

 

このように

遊びがないなら自分で遊びを

作るしかないので、

想像力や発想力を鍛えられました

 

世界の著名人も多くの人が

幼少期に自然の中で育った、

あるいは、

親が自然の中での体験を

重視して積極的にさせています。

 

そして地方はそもそも子供が少ないから、

近所の人間関係が濃密になりやすく、

年齢や性別関係なく近所のお姉さんや、

弟の友達などとも遊んでいました。

 

教育改革実践者の藤原和博さんは、

僕たちは14歳までに何を学んだか 新時代の必須スキルの育み方

という本の中で、こういった関係を

「ナナメの関係」

と呼んでいました。

 

親子とか教師と生徒というような

縦の関係でもなく、

同級生のような横の関係でもない。

 

直接利害関係のない第三者の方が、

素直に言うことを聞けたり、

自分のやりたいと思ったことを

後押ししてもらえます。

 

こういう「ナナメの関係」という

環境があると、

コミュニケーションの練習になり、

人間関係に強くなるとのことです。

 

ちょっとした地震にも耐えられる

筋交いが交わされている家と

同じことですね。

 

生きていると人間関係で

トラブルになることは多いので、

そういうときの耐性を

身につけやすくなります。

 

このように地方は、

都会にいては磨かれにくい

  • 想像力
  • 発想力
  • コミュニケーション能力

を身につけやすい環境がありますす。

 

これからの時代においては、

勉強ができて知識がたくさんあるとか、

高学歴であるとかよりも、

こういった能力の方が

重要になってきます。

 

なので、地方での子育ても

一考する価値があります。

 

まとめ

都会での子育ては、地方に比べて、

  • 教育施設の充実
  • 行楽施設の充実

という点で優れています。

 

一方で、地方での子育ては、

  • 想像力
  • 発想力
  • コミュニケーション能力

が身につきやすい環境があります。

 

どちらがいいかは人それぞれの

価値観によると思いますが、

これからの時代、AIが台頭してくると

人でしかできない能力を備えている

方が重要になってきます。

 

勉強ができて知識がたくさんあるとか、

高学歴であるとかよりも、

そういう能力が重要となり、

地方の方がその能力は育みやすいです。

 

環境が人を作るので、

子供にどうなってもらいたいかで

判断していかないといけないですね。

 

儒教で有名な孟子の母は、

子の孟子の教育にふさわしい

環境を求めて三度住居を移し、

孟母三遷(もうぼさんせん)

という言葉ができたくらいですから。

  

個人的には、

濃密な人間関係が苦手なので

東京圏にいながらも子供には

自然に多く触れさせたり、

いろんなコミュニティに

参加させたいと考えています。

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